フィリピンには母国語を教えるスクールがある?!英語で話す子どもが増えて、母国語を使う機会が減少。。。(^^;)
フィリピンの母国語は「タガログ語」なのに、なんでフィリピン人に母国語を教えるスクールがあるの?
フィリピンは1898年~1946年までアメリカの植民地で、当時の小学校から大学まで授業は英語で行われてきた歴史があります。
日本の5,6年生の「英語授業=外国語活動」が26時間、フィリピンでは小学校6年間の英語授業の総時間が約2,000時間と言いますから、その違いは明らか。
いまフィリピンの学校では国語と歴史の授業以外はすべて英語で行われているという情報がありました。定かではありませんが、6年間で2000時間ですから、週5の授業で1か月約22日間、12か月で264日を登校日とすると
12か月×22日=264日
2000時間÷264日=7.5時間
1日あたり7.5時間もの英語授業が行われている計算になります。
1日6時間だとしても、ほとんどの授業を英語でやらないといけない計算になるので、一部の学校かもしれませんが、国語と歴史以外は英語という情報も正しいのでしょうね。
上記理由から、
英語で話す子どもが増え母国語を使う機会が少なくなってきているので、フィリピン人が「タガログ語」を学ぶという現象が起きているのです。
小学校で英語の授業をしたら質問ができないんじゃない?
だけど、小学校低学年の授業を英語で進行していたら、わからないところで質問ができなくないですかね?
というのも
母国語でも理解が難しい学校の勉強を英語で進めていくとなると、説明もわからない生徒が必ず出てくるはずで
「なんで?」
と質問さえできない状況になってしまうからです。
実際、2019年に行われた世界の学力調査でフィリピンは
・読解力が79か国中で最下位
・数学と科学は78位で最下位から2番目
となっています。
「国語」の授業はタガログ語(公用語)が使われているので、読解力が最下位は英語教育との関連性は低いのかもしれません。
ただ学校の授業で英語がたくさん使われているのであれば、日常会話で英語を使う優越感みたいなものが生まれても不思議はないですね。
日常生活で英語またはタガログ語を使うかどうかは、生活圏と友人に左右されるようですが、実際にフィリピンの若い世代は、普段英語を使うことが当たり前になってきています。
まぁ、何はともあれ、これから英語を学びたいという人は、サービス精神があって発音もわかりやすいフィリピン人講師がおススメですよ~♪
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