【フィリピンの人気伝統料理】バナナの葉の上に置かれた料理を ” 手 ” で食べる” ブードルファイト ”

バナナの葉の上の料理をみんなで食べる習慣

フィリピンは、お祝いやパーティ等で大きなバナナの葉の上に乗せた料理をみんなで手で食べる「ブードルファイト（Boodle Fight）」という伝統料理があります。

これはフィリピンの陸軍士官学校で提供されていたものを、イベントなどのごちそうとして食べられるようになった食事法です。

フィリピンの料理は、油分が多くタレ系も多いので、手がベトベトになってしまいますが、家族メンバーの多いフィリピンでは一度に多くの人たちに食事の提供ができ、お皿はバナナの葉なので終われば使い捨てができるので、準備をする側にもうれしい食事スタイルなのです。

味付けは濃いものが多く、ご飯と一緒にたくさん食べる！

フィリピン料理は味付けの濃いものが多いのですが、ブードルファイトの料理も塩気や甘酸っぱいタレで味付けされたものがほとんどです。

ブードルファイトで一緒にご飯を食べるときは、フィリピン人に食べ方を教えてもらいながら遠慮せずにガツガツ食べましょう。

最近では、外国人観光客にも人気の食事スタイルとなり、観光客向けに素手で食べるスタイルからプラスティックの手袋をして食べる方法も増えているそうです。

ブードルファイトが終るまではトイレに行ったらいけない？！

ブードルファイトの食事をしているときは、途中でトイレに行くのはNGとされています。

たしかにトイレに行ってきたその手でバナナの葉の上に乗った料理に触れてほしくはないですよね。(^^;)

なので、トイレが近い人はブードルファイトが始まる前に済ませておきましょう！

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