【ワーホリ・20代の頃】初めて訪れたカナダで英会話もできないのにカナディアンの家に電話してみた。それ以来、帰国してからもずっと連絡を取り合う友人になりました。(^^)
20代の頃カナダに渡り、カナディアンに電話をしなければいけない状況になりました。。。(^^;)
英会話って普通に対面していても難しいのに、訪れたばかりのカナダで電話なんてありえないです。
若い頃は本当にコワいもの知らずでした。
ほんとによく電話をしたなぁと今でも思います。
カナダではスグに働くと決めていたので、日本人向け情報紙を広げて「ウェイター募集」をしていた日本食レストランに電話をしました。
日本人オーナーでしたので日本語でのやりとりの後、面接に行くと即採用となりました。
問題はその後。
働ければどこでもいいと思っていたものの、採用の決まったレストランはダウンタウンからバスで約50分。(1時間だったかな?)
車両が2つ連結されている大型バスでとにかく揺れもすごいんです。(^^;)
乗っていると気持ち悪くなるので住む場所もレストラン周辺で探すことにしました。
英語も話せないのに次は現地の人が読む英字の情報紙を広げて、アパート探しに挑戦。
レストラン周辺の住所が記載されているアパートに電話をしてアポイントを取りました。
手振り身振りができる対面型なら英語が話せなくても多少通じますが、電話はとにかく単語を並べないと通じないです。相手が言っていることも少し理解できないと、何を言ってるのかが分からず会話が成り立たないですからね。
何をしゃべったのか思い出せませんが、よく伝わったなぁ・・・と今でもビックリ。
ただ海外に行くとわかりますが
” 日本人 ” は外国人の印象も良いので、
I came from Japan.
「日本から来たよ~」と先に伝えておくとプラスに働くこともあります。
当時は意識をしてませんでしたけどね。
この時は電話で何を伝えたのか覚えていないですが、
「I go, I go October 20 tomorrow two o’clock」
というシンプルな単語だけを並べて伝えたように記憶しています。
「I go, I go ・・・」
と2回同じ単語を繰り返すのは、あまり英語ができない人の ” あるある ” です。
私もほとんど話せなかったので、同じ単語を繰り返して会話をしてる風を装ってました。(^^;)
当日は、地図を買ってバス停から歩いて探しました。
小高い丘の上にあり大変だった記憶がありますが、なんとか辿りつきました。
そしてチャイムを鳴らすと、女性の家主(カナディアン)が出てきました。
そこでいきなり言われた言葉が
「 I’m sorry. 」
「えっ?」
なんと、
すでに住む人が決まってしまい、あなたに(わたしに)部屋を借すことができないと言われてしまいました。
ショック、ビリビリです。
バス停まで送ってあげると言われ、車の助手席に乗りながら窓から流れる景色を眺めていました。
バス停が見えてきました。
もうすぐサヨナラです。
まさかこの運転をしている家主と家主のお友達と長いお付き合いになるとは思ってもいませんでした。
赤信号の前で止まっていると
「そう言えば、私の友達に留学生の面倒を見ている人がいるから電話してみるね」
というようなことを言ってくれました。
正直、何を言っていたのかわかりませんでしたけどね。
家主が電話で話し終えると、その方の自宅に向かってくれました。
到着すると、大きな立派な家に通されました。
ホストマザー(家主)に加えて日本人留学生が同席。
日本人留学生が家主の方の質問を日本語に訳して説明してくれました
「どうしたいの?」
・近くの日本食レストランで働くので、住まわせてもらいたい
・2~3ヵ月したらアパートメントに引越をする予定
と伝えてもらいました。
「OK, no problem.」
すぐにOKをしてくれました。
なんとも不思議なご縁でカナダの滞在先が決まりました。
日本ではカナダに行くための資金を稼ぐために必死に働いていたこともあり、少々疲れ気味。
カナダに渡った頃はプライベートは一人でゆっくりしたいという思いもあり、同じ屋根の下で知らない人と過ごすのは考えられませんでした。
それから1週間後、
ホストマザーの優しさに触れ、人間的にもたいへん素晴らしい方と感じ、
「Can I live here for a long time? (ここに長く住んでもいいですか?)」
「Sure.(もちろん)」
2~3ヵ月で家を出る予定でしたが、
この日から長い期間お世話になることが決まりました。
まさかカナディアンと日本人留学生(1人)との共同生活が始まるとは思ってもいませんでしたが、この時から楽しいカナダ生活が始まりました。。。(笑)
続きはまた次回!
おたのしみに~♪
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